指切り~in幼なじみ~

そして最悪なことが起こった。



俺が風呂から上がったら居間に布団が敷いてあった。



は?


「なんで布団敷いてんの?」

「だって…」



唯に聞いたら悠司の方を見て苦笑いした。



「おい、悠司!!」

「唯ちゃんがいいって言ってくれたんだもん」



何がだもんだよ。



唯も何でいいって言うかな……



悠司いたらいちゃこらできねーじゃんか。



今度悠司になんか奢ってもらおう。



じゃないと腹の虫が治まらねー。



唯が離れたときにコソっと言われた。



「ヤるなら声出すなよ。明日気まずいし俺が興奮すんだろ。だからバレないように済ましてくれ」



一瞬殺意が芽生えた。



ナニを考えてんだよ。



呆れてものも言えねー。



「とりあえず死んどけ」

「悪かったよ」



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