指切り~in幼なじみ~
唯を幸せにできるのは俺しかいないって気持ちだけはずーっと昔から変わらねーけどな。
そのあとも悠司が根掘り葉掘り聞いてくるのでほろ酔いで気分がいい俺は次々と答えてしまった。
後日、からかわれることになりました。
一生の不覚だ。
「唯ちゃん働いてるの不安じゃねーの?」
「あ?不安すぎるに決まってんだろ」
あいつはかわいいからほかの男の目に映したくない。
でも、唯はどこにもいかないっていう自信あるからなんとかやってける。
それにこの気持ちは唯をおなじなんだろうと勝手に思ってる。
俺から見たら唯は仕事場でなにしてるかわかんないし、唯から見たら俺は大学でなにしてるかわかんないんなって思ったらなんか不安なくなった。