指切り~in幼なじみ~

半分寝ぼけてるあたしをベッドまで運んでくれた翼。



今日は随分と優しいなって思ってたら翼の顔が意地悪になっていた。



まずい!って思ったときには時すでに遅し。



「あーんなことあっといてなんもないってのはないよなー唯ちゃん?なんかされたんだろ?言えよ」

「…セクハラ……?」



と言うと一瞬驚いて次に怒りへと変わった。



「あのやろ許さねー」



たぶんもうなんもしてこないと思うんだけどな……。



「ったくお前もなんで早く言わねーんだよ!明日から帰り迎えにいくから」



そんなのいいのに。



でも翼が満足するまで翼が安心するまで翼に従うことにした。



帰り迎えにきてほしいってのもあるけどね(笑)



< 305 / 335 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop