指切り~in幼なじみ~

店内を適当に見てたら店員さんに声をかけられた。



「プロポーズするんですけど指輪どんなのいいかわかんなくって」

「ふふふ。そういう方とても多いんですよ。私も手伝いますから一緒に考えましょう」




お願いします!




唯のイメージとか好きなとことかなんか恥ずかしいことをいっぱい聞かれた。



そして一緒に店内を歩き回って試行錯誤した。



もはやここにあるの全部唯に似合うように見えてきたくらいだ。



ほんとに疲れた。



「あ、これなんかどうでしょうか?」

「うーん…ちょっと違う」

「こだわり強いんですね」



店員さんもかなり疲れた様子だ。



ほんとに申し訳ない。



でも一生に一度の大事なもんだから。



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