指切り~in幼なじみ~

なんか、ホントもう好き過ぎる。



言葉じゃ言い表せ位の残念だけど。



「いくぞ」

「うん……待って!!!手繋いでて」

「あぁ」



俺は唯の手に指を絡めた。



そしてそのまま唯の中に入った。



「いっ……」

「力抜いて」



大丈夫か、なんて言わない。



やめる気ないし、優しくも出来ないから。



唯が痛みに慣れてきた。



「動くぞ」

「うん。……って、嘘でしょ!??…あぁ」



かわいい声で鳴きやがって。



もっと鳴かせてやるからな。



途中、辛そうな顔の唯に、「お前最高!!!」って言ったら少しだけ顔の険しさがなくなった。



と、同時にもうちょっとや悪しくすれば良かったと後悔した。



次からは優しくしてやろう。



「翼、あたしもう……」

「俺も」



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