指切り~in幼なじみ~
部屋に着いたら中居さんがいた。
ご飯の準備をしているようだ。
和食のいい匂い。
「お待たせしました。ごゆっくり食べてください」
「わー、おいしそう。ありがとうございます」
中居さんが部屋を出ていってからあたしたちは御膳の前に向かい合うように座った。
「「いただきます」
いただきますをして最初に手をつけたのは…
てんぷら!!
「えび~!!」
大のつくほどのえび好き。
えびのてんぷらおいしい。
幸せだ~。
「好きなものは最後に食べるだろ」
「そしたら翼に食べられちゃうもん」
「食べねーよ」
「昔食べられたの」
幼少期はやんちゃだった翼にはたくさんいじわるされた。