指切り~in幼なじみ~
文句を言うわりには笑顔な唯。
たまにはこういうラブラブな時間も作ろう。
ヤんなくても幸せにはなれるし。
「翼はバスケ続けるの?」
考えてなかった。
俺的には唯といる時間のが大切だからやめようと思ってたけど。
バスケは好きだ。
「お前は?何かやんの?」
「やらないよ」
「んじゃ、俺もやんない。ピンチヒッターにでもなるわ」
いいの?って顔してるけど別にバスケで飯食おうなんて思ってねーからいいんだ。
バスケならいつだって出来るし。
「もっとこっち来いよ」
唯を引き寄せて軽く抱きしめた。
「あったかい」
「あぁ」