愛のカタチ



乱暴に積まれたプリントだらけのデスク



綺麗に整頓されたデスク



それらに向かってこんなに早い時間からパソコンに何かを打ち込んでいる先生



コーヒーを飲んでいる先生



そんな中、あたしを見つけたらしい1人の20後半ぐらいの若い先生がこっちに歩いてきた



それを見て、あたしは少し会釈をする


まだ着なれていないノリの付いているパリッとした服は、まだ少し固い感じが伝わってきた




「お前が転入してきた柳奈瑞菜か?」



やって来た目の前の先生に尋ねられる



「はい」



あたしは簡単に返した




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