*~☆゚ 愛 空 ゚☆~*
何?
何?
何?
何?
今のは‥‥なに?
あたしは、
また草陰に隠れた。
「 恋華(レンカ)さん
悪いけど、放してくれる?」
「 嫌よっ!
やっとレイに会えたのに!!」
「 俺は、
恋華さんがお客さんだから
会ってるだけです。」
「 そんなの、わかってるわ!」
「 では、どうし‥」
「 レイ、私はあなたが
好きよ。
お金なら私があげるわ、
ねぇ、だからレイ!!」
あたしは、草陰から
飛び出した。
何にも考えずに、
ただ七瀬麗夜の手首を
掴んで、遠くに逃げた。