ダイヤモンドなお星様
「わかった…」
あたしたちの反応を確認して、啓君はクラス表を見に行った。
「啓君って…不…不良だったりする???」
「さぁ…幼稚園のときは、そんなことなかった」
そりゃ、当たり前でしょ!
幼稚園から不良って…どうなの!?って感じじゃん。
「もぉ~啓どこ行っちまったんだよ。女がいるからってなぁ~」
「俺達、置いて行くなんて。ひっでぇ~」
「朝、待たしたからってそんな、置いていかなくてもいいのになぁ~」
赤、金、茶色&金…絶対あれだぁぁぁぁ!!!!
「瑠奈…あれじゃなぁい???」
啓君インパクトあるって言ってたけど、インパクトありスギでしょ!!!!!
「怖くない???話しかけたら、機嫌悪くされそう…」
「啓の友達だから…うん!!!啓を信じよぉ」
そぉ言って、優はあたしを盾にゆっくりと彼らに近づいていく。
てゆうか、なんであたしが前なのよ!!!!!
彼らの斜め前に来た。
すると、優があたしの右腕をあげて彼らにあてた。
何するのよ!!!!!!!!!!
あたしの手が当った赤髪の男がギロッっとこちらを見る。
背も高いし、体も良い。
ご…………ごめんなさい!!!!!
「あぁ~、こいつじゃね?啓がついて行ったの」
「あぁ、確かにぃ~」




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