遠回りの恋
ドキドキしながらもまず自分の名前を探した。



「私は4組だぁ!美奈わぁ?」



「私も同じ〜!」



「わぁー!美奈と一緒だぁ」


「あの人の名前探したの?」


そうだ…肝心な本宮君の名前探してなかった。



一緒でありますよーに!


恐る恐る見た…。



その時時間がとまったかのように私の体は、固まった。


「あった……」



「え?」


「あったぁ〜!!」




「やったじゃん優!!」



本当に嬉しかった。

ありがとう神様。

私と本宮君を同じクラスにしてくれて…



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