ButterFly
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外では 雨が降っていた。
わたしは電話の主が待ってる 場所に向かう。
・・・嫌だなんて言えるわけないじゃない。
わたしから誘った関係なんだから・・・。
部屋の前につき 息を整えながらノックをした。
「開いてる」
ドアをあけると 少し不機嫌そうな顏の・・・加賀沢海斗が立っていた。
「どうされ・・・「お前さぁ・・・」
・・・?
「誰の誘いでもうけるわけ?」
「え?」
言ってる意味がわからず 思わず聞き返してしまう。
「・・・だから
・・・もういい。」
そのセリフと同時に 押し倒されたわたしは 彼の手によってあっという間に
一つ一つ ゆっくりと 今まで作り上げてきたものが壊されていく。
「ぶちょ・・・「だから、猫なんて呼ばれるんだよ。」
無理やり塞がれた唇に 熱が帯びる。
体中が 彼の触れる場所が・・・ わたしをどんどん熱くさせる。
「んぁ・・・っ」
彼は慎重に 丁寧にわたしを だいてくれる。
・・・片時も離れないで欲しい。
明日も、明後日も・・・ いつでも あなたに抱かれていたい・・・。
心が抱かれないなら せめて 体だけでも・・・。