ほしぞら
「香?綾香?綾香だよね?」
「あ!なっちゃん!高校一緒だったんだね」
──泉 菜摘
小学校からの友達
中学校ではクラスが離れてて
あまり話したりしなかったけど
なっちゃんが同じ学校で良かったなぁ
「また綾香と一緒でなつ嬉しい!ってゆーか綾香何組だった?」
「あ…私まだ自分のクラス見てないや」
「なつもまだ見てない…一緒に見に行こっか」
「うんっ」
こうしてなっちゃんと クラスが
貼られてある 掲示板へ向かった
「綾香ーそっちは2年生だよ。高校生になっても綾香の天然は直らないかっ」
「私の名前無いからビックリした~。なっちゃん、私は天然じゃないよ」
1年生………あ!あったあった
私 1年C組だ
「なっちゃん?私1年C組だよ。なっちゃんは?」
「綾香ー!!なつもC!綾香と一緒ーーー」
「本当?良かったぁ。楽しくなりそうだね」
私はなっちゃんと 同じクラスに
なれた喜びで 抱き合って
喜んでいた
後ろに人が居ることも知らずに
「いてっっ」