緑の食事風景
いい加減、生きていても良い事なんか無さそうだから
死んでしまった方が楽かもしれないなぁと考えるようになったある日

いつも率先して私に嫌がらせをする1人の男子児童が、私の席までやって来てこんな事を言った。


「お前いじめられてんだから、さっさと不登校になって自殺しろよ」


しようと思っていた事を他人に指図されてやる気を無くしてしまった経験は、誰しもあるだろう。


彼の一言で、私は気が変わった。


意地でも学校に来よう、生きてやろうと
その時、心に誓ったのだった。
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