私、地味女脱出します!!
「あなた、誰?」
「そういうのは、自分から名乗るもんだろ。」
……何コイツ、めっちゃ腹立つな。
「通りすがりの平凡な新入生ですので、名乗るほどではございません。」
てか、こんなヤツに名乗りたくないし。
「あ?言えよ。」
「イヤです。」
「へぇ、そんなこと言う口は今すぐ塞いでやらねぇとな♪」
「は?………んっ!?」
気づいたときには、男の顔が目の前にあり唇には柔らかい感触が。