君フェチ



「あんた、部屋掃除してんの」



思わずこぼれた本音に口を一瞬、ふさぐ。



「最近、お店が忙しくって?掃除どころじゃなかったー、あ、ユヅキ掃除してよ」



お皿におつまみを盛りながらリナは言う。



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