年下男子注意報!!1
Side 日向
眠たくなった。
だから僕は保健室に向かっていた。
のに・・・・。
目の前には麻野涼に抱きしめられている若菜。
「・・・。」
何だよこれ。
若菜はちっとも抵抗なんてしない。
僕の時はあんなに抵抗するのに・・・。
面白くないなぁ。
てか・・・
「ムカつく。」
きずけばそう呟いていた僕。
そして楽しそうな麻野涼の声が聞こえる。
「こら。噛まない。」
そー言って若菜の手を握る麻野涼。
噛まない?
何?若菜あいつを噛んだの?
僕はますます不機嫌になる。
僕が黙って見ていると麻野涼は僕にきずいた。
麻野涼は妖艶に微笑みこう言った。
「可愛いね?彼女。」
「・・・。」
へー。
宣戦布告なわけ?
いいよ。
受けてあげる。
でも・・・