年下男子注意報!!1
「フフッ♪だよねぇ♪」
私に微笑むのは私が嫌いな悪魔さん。
やられたぁ。
また日向の思い通りに動いちゃたぁ。
軽くブルーが入ってしまった私。
「日向のバカ。」
「聞こえてるよ?」
はっ!!
マジかっ!!
聞こえないように軽く呟いたつもりが日向に普通に聞こえていたとは・・・。
「若菜かっわいー♡」
日向が私に飛び付いてくる。
「日向の方が可愛いからっ!!」
飛び付いてきた日向をはがそうとする私。
本当こいつ力強すぎっ!!
日向の腕を掴み力いっぱい引き剥がそうと動いてみる。
離れない・・・。
「ねぇ若菜ぁ?」
日向が急に私に話かけてきたので私は動きを止める。
あれ?
日向何かおかしくない?
「なっ何かな?」