年下男子注意報!!1
Side 涼
早咲 愛が俺耳打ちした。
『あの子に手ぇ出したらただじゃすまないわよ。』
おー怖い怖い。
女って本当物騒。
早咲 愛みたいなのはとくに面倒くさそう。
俺はそんなことを思いながら中原の手を引く。
「ちょっとっ!!どこまで行くのよっ!!」
中原は少し怒ってるみたいだ。
いや、かなり?
俺はあの時わざと中原の前でラブレターを破った。
あの場に中原が居ることは知っていたし、何か面白いことになりそうだなっと思って。
案の定、ここ2週間とても楽しい。
脅したら簡単に俺の言うこと聞くし。
初めは朝霧日向の彼女っていう理由で興味があるだけだった。
でも、一緒にいるうちにいつの間にか・・・。