年下男子注意報!!1
私は最近おかしい。
気がつけば日向のことばっかり考えてる。
「日向・・・。」
無意識の内に日向の名前を呼んでいた私。
日向。
会いたいよ。
何で私に甘えてくれないの?
ねぇ、日向。
「若菜っ!!」
「っ!!?」
日向が来てくれたのかと思った。
だけど、そこ居たのは・・・
「愛・・・。」
愛が血相を変えてこちらに歩みよってくる。
「麻野くん?手ぇ出したらただじゃすまないわよって言ったわよね?」
「言ったかもね。」
グイッ
愛が麻野くんを退かす。
案外簡単に私から離れる麻野くん。
「大丈夫?若菜?」
愛が優しく微笑む。