年下男子注意報!!1
「率直に言わせてもらうわよ。」
私の話しを聞き終わった愛の第一声はこれだった。
「はい。お願いします。」
私は愛を見つめる。
「アンタ本当鈍感よね。朝霧日向かわいそう。」
かわいそう?
てか、鈍感?
「失礼なっ!!私は鈍感じゃないっ!!」
「アンタはちょー鈍感よ。」
バシッ
叫ぶ私を叩いてきた愛様。
「痛いっす。」
「アンタがうるさいからよ。」
女王様。
女王様が降臨なさったぞ。
「すいませんでした。」
「分かればいいのよ。」
満足そうに笑う愛。