年下男子注意報!!1


「私・・・、日向のことが好き。」

口すればさらに自分の気持ちを自覚する。

愛はそんな私を満足げに見つめる。

「分かればいいのよ。」

「ありがとうっ!!愛っ!!何かスッキリしたっ!!」

私は愛に抱きつく。

「まだ問題はあるんじゃないの?」

愛の優しい声が聞こえる。

「・・・。」

忘れてましたぁ☆

「愛どーしよぉ。」

私は愛に泣きつく。

「大丈夫よ。」

「本当ですかっ!!さすが!!愛様っ!!」

女王様っ!!
いや、神っ!!

「朝霧日向は拗ねてるだけよ。アンタがはっきり気持ちを言わないから。」

拗ねてる・・・。





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