年下男子注意報!!1
拗ねてる?
「何で?」
私は疑問に思って愛に聞いてみる。
別に私の気持ちなんて日向にとってどーでもいいことだと思うんだけど。
「はぁー。」
大きなため息をはく愛。
え?え?
何?何?
何でため息何かついてんのっ!!?
私の疑問の視線にきずいた愛は口を開く。
「全部は教えない。あとは自分で考えなさい。」
呆れたように私を見つめる愛。
「そんなっ!!そこを何とかっ!!」
「いやよ。」
「愛っ!!お願いっ!!」
結局、私たちの口論は朝まで続いた。
というのは軽いジョークで、でもそのくらいの勢いで私たちは夏樹が部屋に帰ってくるまで口論を続けた。