年下男子注意報!!1
付き合えない。
私は真っ直ぐ麻野くんを見つめる。
「へぇ?そんなこと言っていいの?写真ばらまくよ?」
「いいよ。別に。」
きっぱりと麻野くんにそう告げた私。
私の言葉を聞いてみるみる顔を歪ませてく麻野くん。
「ふーん。じゃあ、これからバカみたいに虐められる生活でもいんだ?」
「日向以外の人と付き合うよりまし。」
ドンッ
「っ!!?」
私は麻野くんに押されて壁にぶつかった。
前もこんなことになった気がする。
麻野くんと壁の間にいる私。
「虐められたいなら虐めてやるよ.......。」
麻野くんが私の首にキスをする。
「やっ!!」
ドンドンッ
私はこれでもかってくらい麻野くんを強く叩く。