年下男子注意報!!1
朝霧日向は私のことを離してくれた。
ふー
一時はどうなるかと思ったぁ。
靴を脱いでお家に入る。
「若菜チャン!」
朝霧日向は私のことを待っていたみたい。
お母さんは先にリビングに行ったぽい。
グイッ
私の腕を掴む朝霧日向。
「行こう?」
少し首をかしげてこちらを見つめる大きな瞳。
その瞳の奥には何やら私の知らない朝霧日向が見え隠れ
しているみたいで・・・・。
「うん。」
小悪魔な瞳。
そう呼ぶべきだと思う。