年下男子注意報!!1
若菜が自分の気持ちにきずいてないみたいだから。
きずかせてあげようと思って。
実は僕は愛先輩に若菜の情報をもらっている。
まーいろいろ条件つきだけど。
そのおかげで麻野 涼と若菜の関係、麻野 涼が若菜にしたことなどだいたいわかっている。
不愉快だ。
♪〜♪〜
僕のケータイが鳴る。
愛先輩かな?
そんなことを思いながら電話に出る。
「もしもし。」
ケータイから聞こえるのはやけに冷静な....いや少し怒っている愛先輩の声。
やっぱり愛先輩か....
若菜の状況を簡潔に教えてくれる愛先輩。
へー?
若菜あいつに連れていかれちゃった訳?
「大丈夫。僕に任せて。」
僕の答えを聞いても怒りがこもった声で話す愛先輩。
ブーブー
ケータイが切れた。