年下男子注意報!!1
考えまくっている私の耳に日向の顔が近づく。
そして、私だけに聞こえる声で囁いた。
「若菜。僕に合わせて?ここは、僕が誤魔化すから。」
ドキッ
ヤバっ!!
ドキドキする....っ!!
ドキドキし過ぎて日向が何言ってるかわかんないっ!!
て、言うの軽いジョークっすよ♪
聞こえましたとも聞こえましたとも☆
とりあえず、胸のドキドキを押さえて心を落ち着かせる。
日向が誤魔化してくれるんだよねっ!!
「そっそうなのぉ〜♪オホホッオッホホォウ♪」
「「......。」」
あれ?
何か二人が黙って私を見つめてる。
そして....
「わっわかった!!日向の弁当を若菜が作ってるのはわかったからっ!!それより、日向っ!!若菜を保健室っ!!保健室に連れてけっ!!」
夏樹が私を凄く心配そうな瞳で見つめてそれから、日向に叫んだ。
保健室?
「わかりました。すぐ連れて行きます。」
日向は呆れた顔で笑う。
「ちょっ!!ちょっと!!」
私の腕を掴み歩き出す日向。
私はいたって健康っ!!
保健室なんてNo thank you!!