年下男子注意報!!1
ムカつくっ!!
てか....
「離れんかぁぁぁぁいっ!!」
周りの視線が痛いっ!!
痛すぎる!!
「おうおう!!お熱いなぁ〜二人とも!!」
にやにやしながら私たちを見る夏樹。
そんなこと言ってないで助けろ!!
「トイレっ!!トイレ行きたいの!!だから、離してっ!!」
私は必死で叫ぶ。
もちろん、トイレに行きたいなんて嘘。
さすがにトイレに行きたいって言ったら解放してくれると思って。
「嘘つき。」
私の耳元でそう囁いた日向。
「っ!!?」
はい。
ばれました。
すぐばれちゃいました。
日向は楽しそうに笑ってる。
「フフッ♪仕方ないなぁ。」
そう言って私を解放する日向。
「すぐに戻ってきてね?」
日向は悪魔の如く&勝ち誇った表情で笑った。