年下男子注意報!!1


足首に激しい痛みを感じる。

「よいしょ。」

「わっ!!?」

おっおい!!

これはっ!!

「お姫様抱っこっ!!」

「そーだね。」

そーだねって....

「降ろしてっ!!」

私は必死で叫ぶ。

「いいんだ?」

「っ!!?」

声にならない声で絶叫する。

麻野くんは私を降ろしてくれた。

でも....

足首がくそ痛いっ!!

ダメだっ!!

私はその場に座り込む。

「どーする?」

麻野くんが意地悪く私に笑う。

「お願いします。」

ムカつくけどそうするしか移動手段がなく仕方なく麻野くんにお姫様抱っこをお願いする。

「はいはい。」

満足げに笑い、私を軽々とあげた麻野くん。

そして、麻野くんは私を保健室に連れて行ってくれた。



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