年下男子注意報!!1
そんなっ!!
「鬼っ!!」
「あっそ。」
あっそって!!
もう少しショック受けろ!!
「つーか、どうしてこんな捻挫した?」
怒ってる私を無視して話出す木本先生。
どうしてって....
「.....。」
黙ることしか出来ない。
日向が原因とか言いたくないし。
「まーいいけど。気を付けろよ?」
先生が興味無さげな声で喋る。
「はい。」
私は下を向く。
そんな私に構わず話を続ける木本先生。
「次の時間は休め。んで、足冷やせ。」
次の時間....。
確か体育だった気がする....。
「俺はちょっと職員室に行ってくる。麻野、お前はもういいから教室に戻れ。」
気が付けばドアに手をかけていた木本先生。
「わかりました。」
「....。じゃぁな。早く戻れよ?」
木本先生は、麻野くんの答えを聞くなり保健室を出ていった。