年下男子注意報!!1
「お前のせいでこうなってんだよ。」
麻野くんの低い声がこの保健室に響く。
「.....っ。」
麻野くんの言葉を聞いて顔を歪める日向。
こんな日向、見たくない。
「ちっ違うって!!さっき自分でずっこけたの!!」
私は慌てて麻野くんの言葉を否定する。
でも....
「違わない。若菜を守るって言ったのはお前だろ?なのに若菜のこと全然守れてないじゃん。」
麻野くんの低い声が私の言葉を否定する。
「.....っ。」
麻野くんの言葉を聞いてますます顔を歪める日向。
「そんなんだったら若菜、遠慮なく貰ってくよ?」
麻野くんは挑発的に日向に笑いかける。
おいおい!!
何?この空気!!
ヤバいって!!