年下男子注意報!!1
Side 日向
「冗談きつくない?」
僕は目の前にいる麻野 涼を思いっきり睨む。
貰う?
ふざけてんの?
僕は今、最高に機嫌が悪い。
そんな僕をおろおろした目で見つめてる若菜。
若菜は足首を痛めているみたいだ。
原因は僕だと思う。
てか、さっきの若菜の態度でだいたいわかった。
ムカつく。
若菜を傷つけたヤツも目の前にいる麻野 涼も。
僕は不敵に笑い麻野 涼に近く。
「若菜は渡さないよ?」
僕の言葉を聞いても一切顔色を変えない麻野 涼。
そんな麻野 涼を無視して僕は若菜に近寄る。
そして.....