年下男子注意報!!1
あぁ、そういうこと。
「大丈夫だよ!!全然へーき!!」
私はなるべく明るい声で話す。
日向を傷つけたくない。
「ごめん。僕が守るって言ったのに....。」
「日向のせいじゃない!!」
しょんぼりしている日向が嫌で嫌で、私は大きな声で否定する。
「日向は悪くない!!ひなっ....!!?」
日向が大きな声で喋る私を抱き締める。
「ごめん。若菜。」
私に謝り続ける日向。
いつもより私を強く抱き締めている。
私も強く日向を抱き締めた。