年下男子注意報!!1
そんな私に日向の楽しそうな声が聞こえる。
「ねぇ?若菜?もう一回しよ?」
もう一回!!?
無理っ!!
無理だって!!
一回だけでも心臓破裂しそうなのに!!
私は下を向いたまま首をぶんぶんふる。
もちろん、横に。
「若菜に断る権利なぁ〜し♪」
「断る権利をくださいっ!!」
大きな声でいつの間にか叫んでいた私。
ついでにその時、顔をあげてしまった。
それが最後。
「んっ。」
私の唇は日向に奪われていた。