年下男子注意報!!1
「キッキス!!?はっはい?わんもあちゃんす!!」
何を言っているんだ!朝霧日向!
パニくり過ぎて変なこと言っている私。
「ダメ?」
「ダメに決まってるでしょっ!!」
私は思わず大きな声で叫んでいた。
いくら朝霧日向のお願いでもこれだけは出来ない!
「僕のことキライ?」
上目遣いで涙目。
反則だっ!
「キライじゃありませんっ!!」
満足げに笑う朝霧日向。
可愛いなぁ。
なんて、そんなことを思っていたら
「僕のことスキ?」
首を少し傾けて私に問う。
瞳は真っ直ぐ私を見ている。
その大きな瞳から目が離せない。
「うん。」
吸い込まれた。
朝霧日向の瞳に・・・・。