年下男子注意報!!1
「難しい!!ウチだったらそんなこと考えずにあげたいもんあげるし!!」
そんな荒業できるのあなただけよ?
夏樹ちゃん?
「わりぃ!!色々考えたけどやっぱ無理だ!!力になれなくてごめんな!!」
夏樹はペコペコと私に頭を下げる。
「いや、いいよー。夏樹っぽい解答でよろしい!!」
私は夏樹に笑いかけ頭をあげさせる。
大丈夫ですよ、夏樹さん。
そー言うと思ってましたから!!
「あっ!!そーだっ!!健斗ならいいこと言うかもっ!!アイツ考えるのなら得意中の得意だし!!」
健斗か....
確かにいいこと言いそう。
なんか、周りよく見てそうだし。
「だね!!健斗に話聞いてもらってみる!!健斗どこにいるの?」
健斗の姿が見当たらない。
私は健斗を見つけようと辺りをキョロキョロ見渡す。
「屋上だ!!」
夏樹が満面の笑みで健斗の居場所を教えてくれた。
屋上か....
「ありがと!!夏樹!!行ってみる!!」
私も夏樹に満面の笑みで答えた。