年下男子注意報!!1
「っ!!?」
顔っ!!
日向の顔が私のすぐ近くにっ!!
「あっ。起きたの?」
目が合うなり悪魔の微笑み全開で私を見つめる日向。
「〜っ!!?降りなさいっ!!」
私は私の上に乗っている日向をどかそうと動く。
こいつ、前も思ったけど力強すぎっ!!
可愛いくせに!!
全くびくともしない日向。
「可愛いなぁ若菜♪この景色最高♪」
私を見下ろして悪魔の如く笑っている。
「っ!!可愛いのは日向のほうだしっ!!わかったら降りなさい!!」
力いっぱい日向をどつく。
何で平気そうなのよ!!
「仕方ないなぁ。若菜のお願いだもんね。聞いてあげる。」