年下男子注意報!!1
「ねぇ起きてよ?」

今度は頭を撫でてみる。

「・・・・。」

邪魔そうに僕の手を払いのける若菜。
フフッ♪面白いなぁ。

「もう・・・。起きてよ?早く起きてくれなきゃチューしちゃうゾ?」

反応なし。
むしろどーぞご勝手にって感じでスースー寝ちゃってる。

「ふ〜ん。起きないんだ。じゃぁしちゃお。」

ベッドの上に乗って若菜の顔のすぐ横に手をつく。
キスをするために顔を近づけていく。


「あ。起きたの?」

若菜は少し目を開けていた。
僕との顔の距離が分かった途端あの余裕そうな顔とは一変、焦りで満ち溢れた表情に変わった。

「〜っ!!?降りなさいっ!!」

若菜は僕をどかさうと一生懸命動いてる。

無駄無駄ぁ〜♪
そんなことされたってちっとも動かないよ♪

「可愛いなぁ若菜♪この景色最高♪」

そー言って若菜に笑いかける。

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