年下男子注意報!!1
若菜の顔に触れる。
キスしたいな。
「目閉じて・・・。」
「うん。」
僕の言うことをすんなり受け入れる若菜。
バカだなぁ。
男の前で目を閉じてしまうなんて。
何されるか分かんないよ?
僕みたいに・・・。
僕は若菜へ顔を近づける。
「若菜・・・。」
僕の吐息が若菜にかかる。
「日向・・・。」
若菜は多分無意識に僕の名前を呼んでいる。
僕との距離が気になったんだろう。
若菜は目を開けようとした。