年下男子注意報!!1
日向は小悪魔っぽく笑う。
「いえっ!!ですが、お菓子はちょっと・・・。」
「何でぇ?」
不思議そうに私を見つめる日向。
何でって言われましても・・・。
「お菓子作れない。」
「知ってるぅ♪」
「知ってるのっ!!?」
「うん♪だって若菜作れなさそーじゃん♪」
失礼なっ!!
そう私はお菓子が作れない。
てか、作ったことがない。
日向は私に悪魔な笑みを向けている。
何かムカつくっ!!
「作れますっ!!余裕だしっ!!」
「じゃぁ、お願いねぇ♪」
「っ!!」
勝ち誇ったように笑う日向。
こいつ・・・っ!!
わざと私を挑発したなっ!!
最近私は日向の思い通りに動いてる気がしてならない。
てか、動かされている。