年下男子注意報!!1



日向は小悪魔っぽく笑う。

「いえっ!!ですが、お菓子はちょっと・・・。」

「何でぇ?」

不思議そうに私を見つめる日向。

何でって言われましても・・・。

「お菓子作れない。」

「知ってるぅ♪」

「知ってるのっ!!?」

「うん♪だって若菜作れなさそーじゃん♪」

失礼なっ!!

そう私はお菓子が作れない。
てか、作ったことがない。

日向は私に悪魔な笑みを向けている。

何かムカつくっ!!

「作れますっ!!余裕だしっ!!」

「じゃぁ、お願いねぇ♪」

「っ!!」

勝ち誇ったように笑う日向。

こいつ・・・っ!!
わざと私を挑発したなっ!!

最近私は日向の思い通りに動いてる気がしてならない。
てか、動かされている。





< 60 / 235 >

この作品をシェア

pagetop