年下男子注意報!!1
私は軽く抵抗する。
だけど男の人は全く気にしない。
「日向ぁ。」
私は無意識に日向の名前を呼んでいた。
「日向っ!!日向っ!!助けてっ!!」
少しづつ声を荒げていく私。
「抵抗しても無駄だ。わかってんだろ?」
涙が溢れる。
止まらない。
それは私の頬を伝って流れていく。
「日向ぁ!!日向ぁ!!」
「少し黙れ。」
「んっ!!」
私の口は男の人の手によって塞がれてしまった。
日向・・・。
日向助けてよぉ。
恐いよぉ・・・。
ガチャッ
「若菜っ!!?」
日向の荒々しい声が聞こえる。
だけどソファーによって日向の方からは私たちは見えない。
「っ!!」
男の人は少し肩を揺らす。