年下男子注意報!!1
男の人の顔が少し歪むとこを私は見た。
「若菜っ!!どこにいるのっ!!?」
日向の必死そうな声。
こんな声聞いたことない。
男の人は身構えている。
「っ!!?」
日向が私たちを見つけた。
「若菜っ!!」
「近くなっ!!」
私に駆け寄ろうとした日向に叫ぶ男の人。
「それ以上近いたらこいつを殺す。」
「んっ!!あっ・・・!!」
男の人は私の首を軽く絞める。
「若菜っ!!」
「ひっ日向ぁ・・・。」
くっ苦しい・・・。
「離れろっ!!」
男の人は日向に怒鳴った。
「ひなっ・・・。」
「わかった。」
日向はあっさり私たちから離れる。
そしてさっきの荒々しい態度とは一変、日向はいつものように悪魔な微笑みを見せた。
「ひなっ・・・た?」
日向がこんな笑い方をする時は決まってる。
何企んでるの?
「フフッ♪うちに入ったこと、若菜に手ぇだしたこと後悔さしてあげる♪」
日向は笑ってる。
でも、目は笑ってない。