年下男子注意報!!1
「離れろっ!!」

男は僕に叫んだ。

大丈夫。
もうすぐ警察が来るはず。

「ひなっ・・・。」

「わかった。」

僕は若菜たちから離れる。
若菜は不安そうにこちらを見ている。

若菜を不安にさせちゃダメだ。

僕はいつものように微笑む。

「ひなっ・・・た?」

若菜の不安そうな表情は一気に不思議そうな表情に変わる。

何を企んでいるの?

そんな視線を僕に送る。

「フフッ♪うちに入ったこと、若菜に手ぇ出したこと、後悔さしてあげる♪」

もう一度笑ってみせた。




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