年下男子注意報!!1
「ちょっと休もぉ」
あれからどのくらい時間がたったのだろう?
遊び疲れた私は日向の服の袖を引っ張る。
「そーだねぇ。」
日向は私に微笑みかける。
日向と私はその辺のベンチに座った。
「日向ぁ、耳凄く可愛いね!!似合ってるよっ!!」
私は日向がつけているウサ耳をいじる。
「とーぜん♪」
日向が私に小悪魔っぽく笑う。
ドキッ
あれ?
まただ・・・。
また、あの感じ。
「だけど若菜のほーが絶対似合ってるよっ♪」
日向は私に自分の耳をつけさせようとする。
「やめんかぁーいっ!!」
必死に抵抗する私。
絶対日向の方が似合ってるって!!
だけど私は日向に勝てない。
「可愛い♪若菜♪」
「・・・。」
つけられてしまった。