年下男子注意報!!1




「とるっ!!」

「ダメッ!!」

私が耳に手をかけようとすると日向がそれを阻止する。

ドキッ

顔近いっ!!

「わぁー可愛いカップルだねぇ。」

「いいなぁ。」

私たちの前を通り過ぎた女の子たちの会話が聞こえてくる。

「男の子可愛くない?」

「お似合いって感じだねぇ。」

・・・・。
周りからみたら私たちってカップルにみえるのかなぁ?

「・・・。」

カァー

顔が赤くなるのが自分でもわかる。

なっ何でっ!!
何で顔が赤くなってんのっ!!?

「若菜?」

日向が私の顔をのぞきこむ。

何でっ!!?
何でこんなっ!!

「トイレっ!!」



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