年下男子注意報!!1




耐えきれず私はその場を立つ。

ドキドキッ

心臓がっ!!
ヤバいっ!!

今までとは違う。
日向がなんかおかしい。

「じゃっ!!」

とりあえずトイレに駆け込む。

「若菜っ!!」

日向が私の名前を呼んでいるが無視。

「ハァーッ・・・ハァー」

私は膝に手をつく。

何で!!?
なんかおかしいっ!!
今までこんなことなかったのに・・・

「・・・っ」

行ったり来たり。
さっきから同じところを行ったり来たりしている。

落ち着け私っ!!
日向はただの弟みたいなもの。
そんなにいちいちドキドキしなくてもいいの!!

「・・・。よしっ!!」

バシッ

自分の頬を叩く。

「行くぞっ!!」

一応落ち着いた私は日向のところに足を運んだ。

< 90 / 235 >

この作品をシェア

pagetop