年下男子注意報!!1
耐えきれず私はその場を立つ。
ドキドキッ
心臓がっ!!
ヤバいっ!!
今までとは違う。
日向がなんかおかしい。
「じゃっ!!」
とりあえずトイレに駆け込む。
「若菜っ!!」
日向が私の名前を呼んでいるが無視。
「ハァーッ・・・ハァー」
私は膝に手をつく。
何で!!?
なんかおかしいっ!!
今までこんなことなかったのに・・・
「・・・っ」
行ったり来たり。
さっきから同じところを行ったり来たりしている。
落ち着け私っ!!
日向はただの弟みたいなもの。
そんなにいちいちドキドキしなくてもいいの!!
「・・・。よしっ!!」
バシッ
自分の頬を叩く。
「行くぞっ!!」
一応落ち着いた私は日向のところに足を運んだ。