年下男子注意報!!1
「さて、私も行こうかな?」
ビリビリッ
???
何?今の音?
私は音の聞こえた方へ目を向ける。
そこには・・・
「今時、ラブレターとか。」
ビリビリッ
ラブレターを破いてる麻野くんの姿があった。
何あれ?
麻野くん?
嘘でしょ?
あの王子麻野くんが?
未だラブレターを破り続ける麻野くん。
なんか・・・
「ちょっとっ!!」
私はいつの間にか麻野くんに話しかけていた。
「っ!!?」
麻野くんは少し驚いているみたいだ。
「ラブレター破くなんて最低っ!!」
私は麻野くんに叫んだ。
マジ、ムカつくっ!!
「・・・。」
まじまじと私の顔を見つめる麻野くん。
「何よ・・・。」
麻野くんを睨みまくる。