絶対裏校則
そうこう考えてると…

「慶!!焦げてる!!」

翼の声で我に返った。フライパンを見ると目玉焼きが真っ黒になりかけていた。

「おわっ!やっべぇ!わりぃ翼!!今日はフレンチトーストだけで我慢してくれ。笑」

「ぇえ~俺の目玉焼き…泣」

目玉焼きは翼の大好物で俺の作る目玉焼きを毎回美味しそうに食べていた。そんな翼にとってはこの状況が一大事なのだろう…笑

「明日作るから。な?」

ションボリしている翼の頭を撫でながら言った。
翼はこれに弱いからな。笑

「うん、分かった」

こうゆう子供っぽい翼が俺は好きで何でもしてやりたくなる。
俺って甘い?笑

「よし、じゃあ今日はどっか行くか!目玉焼きの代わりだ」

「マジ!?やったあ!!」

ホント、翼に弱いな、俺…笑

でもこの弱さのおかげであいつに出会すとは翼も俺も予想つかなかった…

< 33 / 58 >

この作品をシェア

pagetop