絶対裏校則
朝食を済ませた俺達は学校へ行く仕度をした。

仕度を終えた俺は翼をほって、玄関へ向かい靴を履く。

「おーい、翼~早くしろよ。おいてくぞ」

玄関からすぐそこの洗面所で、一生懸命髪の毛をセットする翼に叫ぶ。

それに焦りながら

「もうちょっとだから待ってくれ!」

と叫ぶ翼の声が聞こえた。

再び「早くしろ!」と叫ぼうとするとインターホンが鳴った。


ピーンポーン

誰だ?こんな朝から。

そう思い、ドアのチェーンをはずし、ドアを開けた。

< 46 / 58 >

この作品をシェア

pagetop