アナタトノコイ
あんまり寝れなかったな…。



もう朝か。起きなきゃ。





外は雨。気分落ちるな…。




寂しい。何だか動く元気もない。



どうやったらあなたのことを癒せたのかな?




楽しませることができたのかな。




幸せにすることができたのかな?




忘れられないよ。






そう思った瞬間に携帯が鳴った。



そこには「和也」の文字が。



え?どういうこと?私たち別れたよね。


今更気持ちが変わったなんて言わないよね。




私はそんなことを考えながら電話に出た。


「…もしもし?」



「あ、彩華。俺、和也。あのさ、ちょっと話したいことあるんだけど出てこれる?またあの公園で待ってる。」
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